飲食店開業に避けて通れない保健所とは?届け出の出し方と流れを解説店舗デザインのクロノバデザイン株式会社

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飲食店開業に避けて通れない保健所とは? 届け出の出し方と流れを解説

飲食店を開業するには、営業許可の届け出が必要であり、その届け出は主に保健所で行います。 今回は、保健所への営業許可の申請方法を紹介しますので、これから飲食店を始めようと考えている方はぜひ参考にしてくださいね。

飲食店開業に必要な保健所とは

そもそも保健所とは、広域的・専門的サービスを行う行政窓口です。
保健所には医師・保健師・栄養士をはじめ、薬剤師や精神保健福祉相談員、聴覚言語専門職などの専門家が揃っています。保健所の事業は、予防注射や母子保健、抗体検査など保健的な事業をはじめ、栄養指導や食生活改善の相談など健康づくりに関する事業まで幅広く、 地域の保健室のような存在だといえるでしょう。

■飲食店を開業するには保健所へ申請が必要
飲食店を開業するためには、保健所への営業許可の申請が必須です。保健所へ申請が必要な飲食店は、「お店で調理して調理したものを販売する」店が対象となります。別の場所で調理したものを仕入れて販売するお店だと申請は不要です。ただし、仕入れた食品の小分けや詰めなおす場合には食品の種類に応じて営業許可が必要になることがあります。

もし、営業許可のないまま飲食店を開業すると、食品衛生法に基づく行政処分を受けます。処分後は2年間、飲食店の開業は禁止です。また、2年後に開業したとしてもお店の評判は上がらないことが多いようです ので、保健所への申請は必ずするようにしましょう。

保健所に営業許可を申請する流れ

保健所に営業許可を申請する流れは、以下のようになります。

1) 保健所へ事前に相談
2) 保健所への必要書類提出
3) 店舗確認検査
4) 営業許可書交付
5) 営業開始


また、営業許可を取得するには、次の3点を満たすことが必要条件です。
・食品衛生責任者を許可施設に1名以上配置すること
・都道府県の「食品衛生法執行条例」を満たしていること
・必要書類をすべて提出していること

食品衛生責任者は調理師や栄養士の資格を持つ人になります。該当者がいなければ、各都道府県の食品衛生協会がその都道府県内各地で実施 する1日講習会に参加すると責任者として配置することができます。また、食品衛生法執行条例は都道府県ごとに異なり、必要書類はすべて紙での提出となります。


■内装工事が始まる前に事前に相談する
営業許可を申請するにあたって、まずは内装工事が始まる前から保健所に相談をしましょう。
営業許可書の交付には、店舗の構造や設備が法律で定めた条件を満たす必要があります。構造・設備の基準は地域によって異なるため、内装工事前に図面を持って保健所に相談しに行くとスムーズに手続きが進みます。
具体的な基準の例として「厨房の床は清掃しやすい構造であるか」「厨房は十分な明るさがあるか」「換気設備が備わっているか」などがあるようです。


■必要書類を持参して保健所に届け出をだす
次に、以下の5つ(法人の場合は6つ)を揃えて保健所に持参します。

営業許可申請書:保健所でもらうか、自治体によってはPDFのダウンロードでも入手可能です。代表者の住所氏名・お店の住所・営業時間・食品衛生責任者の氏名・お店の面積などを記載します。
水質検査成績書:厨房で使用する水がビルの受水槽または井戸水を使用する場合に必要な書類です。水道水直結の場合は必要ありません。ビルの受水槽を使用する場合には、ビルの管理会社もしくは大家さんから成績書をもらいます。
お店の配置図と設備の大概:どちらも保健所からもらい(もしくはPDFダウンロード)、提出用と保管用の2部作成します。
食品衛生責任者の資格を証明できるもの:食品衛生責任者を取得した方は講習後に交付される修了証、調理師・栄養士の方は免許証を提出します。
許可申請にあたっての手数料 :金額は自治体によって異なりますが、15,000円~20,000円程度です。
登記事項証明書:半年以内に発行された、現在の組織と合致する原本を提出します。 (法人のみ)


■店舗確認検査を受ける
必要書類を提出後、決められた日にちに保健所の職員が実際にお店に行って、店舗確認検査をします。
店舗確認検査では、お店の構造や設備が申請と一致しているか、基準を満たしているかなどを確認・検査します。店舗確認検査に合格すれば、後日営業許可書が交付されますが、不合格の場合は再検査が必要です。 日にちは、保健所担当者の予定によって左右されるようなので、保健所への申請は余裕を持って行いたいですね。


■営業許可書が交付されたら営業が開始できる
最後に、営業許可書が交付されます。営業許可書は、食品衛生法などの法律に則って営業している証しとなります。 営業許可書の交付は店舗確認検査後、交付予定日が通知されますので、予定日になったら保健所まで受け取りに行きます。
営業許可書はお客さんから見える場所に貼っておくとよいでしょう。また、営業許可書には期限がありますので、期限の1か月前までには更新の手続きをします。

流れを掴んで早めに保健所に相談しよう

飲食店を開業する場合には、保健所から営業許可書を交付してもらうことが必須です。
営業許可書の交付には、保健所での事前相談から、必要書類の提出、店舗確認検査の実施などしなければならないことが多くあります。初めて飲食店を開業する方はなるべく早く保健所へ行き、余裕を持って開店準備を進めましょう。










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