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実績紹介

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うまいものを囲炉裏を囲んだお屋敷で。

永平(ながひら)

江戸の粋を感じられ、美食の街と知られる神楽坂。路地を入れば黒塀の料亭などが数多く軒を連ねています。「永平(ながひら)」は神楽坂の地に以前のお店を全て改装してオープンしました。
オーナー様のご希望は10年、20年持つデザイン。「本物の空間で本当にうまいものをしっかりと提供したい」というお考えでした。囲炉裏で魚などを串に刺して焼く「原始焼き」を発案したオーナー様は、吟味した食材や手間ひまかけた料理を提供する空間への強い思いがありました。

お店を訪れると大きなのれんが目に入り、そして重厚な建具に目が向かいます。それは古い蔵で実際に使用していた蔵戸です。蔵戸の格子からは店内の光を感じられますが、ぼんやりと見えるだけ。お客様への配慮を感じます。ファサードは蔵戸を中心にシンメトリー性を重視しており、まるでお屋敷に訪れた感覚になります。

店内へと足をはこぶと、まず目に入るのは大きな囲炉裏です。
左官で仕上げられた囲炉裏の上には黒皮の鉄板を叩いて作られたオーダーメイドのフードが吊られています。黒皮とは、鉄が作られる過程で自然に発生したもので、仕上がり方に個性が生まれます。

囲炉裏の後ろには金物が施された時代家具のような収納什器があります。これは、東北伝統工芸の岩谷堂箪笥をイメージしており、岩谷堂箪笥の制作会社より南部鉄器で作られた金物を取り寄せて制作されました。意匠に重きを置くばかりではなく、カウンターから奥の厨房へと受け渡し可能な扉を設置するなど、板前さんのオペレーションにも配慮されています。

囲炉裏を中心に、赤い木目が美しいアメリカンチェリーで作られたカウンターが囲みます。カウンターは奥行きが狭く、椅子も小さいものが用意されることが多いのですが、こちらは奥行きが深く、椅子もゆったりとしており、料理や調理の様子を楽しめるように心配りしました。
カウンターに沿って一番店内奥へ向かうと天井にはオリジナルの麻の葉文様の行灯が吊るされ、カウンターはより深い奥行きになり、まるで個室にいるようです。この席の目の前には活魚水槽が設置されており、囲炉裏とはまた違った楽しみがあります。

オーナー様の「本物の空間で本当にうまいものをしっかりと提供したい」という思いは、まるで東北のお屋敷で囲炉裏を囲んでおもてなしをされているような特別な空間に仕上がりました。

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DATA

店舗情報

店名
永平(ながひら)
住所
東京都新宿区津久戸町320
広さ
83㎡
竣工
2017

DETAIL

店舗詳細

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