渋谷区大山町は都心の一等地。落ち着いた空気が流れる住宅街です。井の頭通りの並木道の緩やかなカーブを抜けた先に立つ、スタイリッシュなガラス張りのビルの3階に「TOMO どうぶつ病院 代々木上原」はあります。上質で洗練された空気をまとい、この街に自然と溶け込むラグジュアリーな動物病院です。 

代々木上原に相応しい動物病院とは？

施主様は初めて開業に挑まれるドクター。目指したのは、温かく、それでいて品のある空間。そんな「代々木上原らしさ」をかたちにするために意識したのは“ラグジュアリー”。そこに“気取らない空気感”をプラスして、ベーシックなクリニックではなく、まるで山荘にリラックスに来たような優しい雰囲気を演出しました。 

 並木と陽の光を味方につけて 

ビル3階のフロア全面を贅沢に使うことで最適なレイアウトを実現。待合室は迷わず井の頭通りの並木に面した位置へ。サッシはできるだけ高く取り、日差しがたっぷりと入るよう工夫。天井にはあえて勾配をつけて、日差しが伸びやかに広がる空間に。ラグジュアリーな山荘をイメージして、カウンターバックの壁には大谷石を採用しています。 

デザイン力 ✕ 技術力でつくるドクターの理想空間 

印象的なデザインはエントランスにとどめ、院内は使いやすさを優先したシンプルな動線に。施主様オリジナルの使い勝手を実現するため、他の病院を一緒に見学してリサーチを細かく行い、施主様のこれまでのご経験と、理想のかたちを丁寧に探りました。医療機器の搬入から処置までの流れも細部まで丁寧に調整。デザイン力と技術力の両輪で理想の空間をつくり上げました。 

世界にひとつの“自分らしい病院” 

ラグジュアリーな山荘を思わせる、静かでやさしい空気が流れる「TOMO どうぶつ病院 代々木上原」。柔らかな光が勾配天井から差し込み、大谷石の質感が待合室に高級感を添える―静けさと洗練をあわせ持つ、唯一無二の“自分らしい病院”が完成しました。