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奥へと誘われる鉄板ステーキ店

鉄板ステーキ 淀屋

奥へと誘われる鉄板ステーキ店

北新地駅から徒歩数分。梅田の繁華街から離れた、曽根崎通りから少し入ったところに、「鉄板ステーキ 淀屋」があります。
ファサードは、インパクトのある壁面いっぱいの鉄板が印象的です。重厚感、そして無骨な鉄板は、鉄板焼へのこだわりが伝わるようです。そして店内奥へ続く風情ある細い廊下がガラスの建具越しに見えますが、店内の様子はわかりません。まるで路地裏のようにこの先はどうなっているのかと好奇心をくすぐるアプローチです。

店内へ入り、塗り壁、柱梁が連続する奥行きを感じる石畳の廊下を進みます。突き当たるとそこは東屋をイメージした受付があります。店内の構成はカウンター席のみで、どの席でも鉄板焼を間近に見て味わうことができます。

受付の東屋を中心に、大きなカウンターが左右にそれぞれあり、1つは個室、1つは広い空間がカウンターになっています。大きな空間の中に東屋のような受付や広いカウンター、個室があるといった、空間全体の世界観の演出を意識しました。ファサードから演出ははじまっており、奥へ奥へと誘われるような昂揚感のある設計を心掛けました。
店舗スペースは細長い形状をしています。本来、細長い形は不利といわれることがありますが、空間が持つ特性を活かしたデザインとなりました。

当社にご相談いただいた際に「食材にこだわり、妥協のない料理で極上のおもてなしをしたい」そう、お店に対する思いをお話しいただきました。その思いに応えるためデザインはもちろん、店内の左官仕上げの壁や要所で見られる木材など本物素材にこだわりました。とくに見せ場となっているのは個室側のカウンターの背面に飾られた、希少価値の高い屋久杉の無垢板、カウンター席の杉のカウンター天板、そしてその天井の杉材を使用したルーバーです。空間にリズムをもたせるため、あえてルーバーは波打つような形で設置することで動きが生まれました。

お店の程近くに“淀屋橋”があります。大坂が「天下の台所」として発展する基盤を築いた、豪商「淀屋」が架けたことに由来するそうです。淀屋のお屋敷でおもてなしされるようなこだわりのひと時を味わっていただけるようになったと思います。

店名 鉄板ステーキ 淀屋
住所 大阪府大阪市北区西天満4-9-15 第一神明ビルディング1F
Web http://yodoya.info/
広さ 75.6㎡/22.9坪 竣工 2018

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