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イングリッシュガーデンを再現したフクロウのお庭

フクロウのお庭-owl's garden-

イングリッシュガーデンを再現したフクロウのお庭

こちらのお店はフクロウと直接触れ合うことのできる体験型テーマパーク「フクロウのお庭」さんです。場所は明治神宮前よりほど近く、Eggs’n Thingsの裏手にオープン。「イングリッシュガーデン」をコンセプトに、室内にいながらお散歩しているかのような開放的な空間づくりを目指し、デザイン計画を進めていきました。

入り口を開けると、白を基調とした明るい雰囲気が一面に広がる店内は、物件の横長の区画を活かし、フクロウの様子を一挙に見渡せることができる空間です。奥にはタカやハヤブサの腕乗せ体験やフライトを鑑賞できるスペースが設けられており、そのスペースの天井にはグリーンをディスプレイしています。タカやハヤブサが飛んだとき、風の流れを受けて天井のグリーンが揺れることで、臨場感と迫力を感じさせてくれる効果を与えてくれます。床は、スタンプコンクリートと呼ばれる工法を用い、イングリッシュガーデンによく見られる石畳調のタイルを表現。スタンプコンクリートとは、コンクリートを流して、固まる前に型押しし、仕上げにスプレーで色を吹き付ける工法です。この工法を用いることで、イメージ通りに仕上げることができるだけでなく、経年劣化による床の傷み、はがれがないのも特徴です。

最もメインとなるスペースには、外観からも姿を覗かせるシンボルツリーを配置。1本の丸太ではなく、1本1本デザイナーがセレクトした本物の流木を重ね合わせたもので、木の持つ生命力とリアル感を演出しています。シンボルツリーの周りには、フクロウをゆったりと眺めながらリラックスできるようにベンチを設けているのもポイントです。

それぞれの箇所でディスプレイしたグリーンは、ターゲット層である女子高生や観光客が、思わず写真を撮りたくなるフォトジェニックな空間を意識しています。一方、空間のデザインだけでなく、フクロウへの配慮や、日々の手入れのしやすさも考慮する必要のあった今回。最も苦難した点といえば、フクロウが糞を落とす範囲とその見え方でした。毎日手入れが必要な箇所であり、お客様からの視界も配慮すべき箇所。担当者の方からフクロウの特性を教えていただきながら、糞の落とす範囲を定め、最終的にその箇所にウッドチップを敷き詰めることで解消。手入れが必要なときはウッドチップを入れ替え、また見た目からの不快感を軽減しています。

窓から明るく差し込む光と豊かな色合いのガーデンの中に包まれると、室内にいながらもまるで外にいるような感覚に陥ります。その中に表情を変えず、微動だにしないフクロウの存在とのギャップがまた、不思議な雰囲気を放ち、思わずくすっと自然に笑みがこぼれます。その不思議な空気感の中にきっと多くの人が癒され、笑顔溢れる空間になっていくのではないでしょうか。

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店名 フクロウのお庭-owl's garden-
住所 東京都渋谷区神宮前4-31-5 インガレッソ2階
Web http://owls-garden.jp/
広さ 74.6m2 / 22.6坪 竣工 2016

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