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CASE STUDY ケーススタディ

大人の隠れ家が街を変える

下北沢三浦鮮魚店 / 酒肴みうら

大人の隠れ家が街を変える

下北沢駅南口から5分強。代沢三叉路を少し越えた、茶沢通り沿いに店を構える鮮魚専門のお店です。

自然溢れる緑道にも面するこのお店のロケーションは、駅前から続く商店街のにぎわいが終わり、ちょうど住宅街が広がり始める境目。いわゆる”下北沢”の街のイメージエリアからは外れた、人通りもそれほど多い場所ではありません。
しかしながら、その落ち着きあるロケーションを活かしたお店づくりで、近隣において数少ない大人のための店として重宝されるようになりました。


隠れ家感ある佇まい

“本当にうまい魚が食べられる”をコンセプトにしたこのお店は、1つのお店の中に「下北沢 三浦鮮魚店」と「酒肴みうら」という2つの暖簾を掲げています。

茶沢通りに面する手前側は「下北沢 三浦鮮魚店」という名の通りの鮮魚店スペースで、通りからも見える大きな冷蔵ショーケースには築地から仕入れた新鮮な魚が並びます。瓦庇と白い暖簾が粋と活を感じさせるファサードは、いい意味で下北沢のイメージらしからぬ佇まいだといえるでしょう。
その奥に続くのが「酒肴みうら」。自慢の鮮魚をこだわりの料理とお酒で味わえる大人の居酒屋です。コの字型カウンターを中心とした白木の店内は鮨屋にも似た落ち着いた雰囲気が広がります。こちらは裏手の緑道沿いにも入り口があり、夕闇の緑道に浮かび上がるお店の明かりは、隠れ家のようなとっておき感を感じさせます。

五感で感じる演出

カウンター席は大人の特等席。魚を捌いていく手元の様子が見えるよう、作業台とカウンターは極力フラットになるように仕上げました。さらにカウンター内に置かれた大きな原始焼の炉からは、新鮮な魚介が炭火でじっくりと焼き上げられていく音と香りを目の前で楽しむことができます。

決して駅から近くて便利という場所ではありませんが、お店ができた後のこの数年、Inspired by Starbucks代沢店のほかこだわりの味やサービスで人気を集める個店が近隣に立ち並び始めました。
1軒1軒は「点」であるお店が少しずつ増え、代沢エリアという「面」ができあがりつつある中で、酒肴みうら/三浦鮮魚店がその起点の一つとして果たした役割は、決して少なくはないでしょう。
個店が街をつくりだしていく力を持っていることがわかる好例です。

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店名 下北沢三浦鮮魚店 / 酒肴みうら
住所 東京都世田谷区代沢5-8-11
Web
広さ 竣工

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